昨日の日本シリーズの興奮から3時間後の深夜2時から、メキシコで行われている野球W杯にて、U23日本代表が台湾代表と戦っておりました。
 というかW杯は今日の台湾戦が最初だと思っていたのだけれど、その前にニカラグア戦があったんだね……。

 U23日本代表は、プロアマ混成チームで、社会人野球の有望株及び、各球団の若手が選出。ソフトバンクからは、笠谷大芽と真砂勇介が選ばれています。
 
 試合の模様はJスポーツだけでなく、例によってアベマTVでも生中継。CSが見れない人やテレビがない人も、自チームの若手や将来のプロ野球選手が、ジャパンのユニフォームを着て頑張る姿を見ることができます。
   さらにどの試合も、その日の夜20時くらいから再放送するので、深夜の試合なんて見れないよーという真人間の皆さまも安心です(笑)

 それにしてもアベマTVは、U18W杯も、女子野球W杯も生中継。いったいこの野球愛はどうなっているんでしょう。有難いことですが。
 とはいえこの手の無料サービスは、出だしこそ気合を入れて飛ばしまくるものの、結局思ったような収益はあげられず、やがて縮小、撤退、サービス停止となるのが、ネット界の常。
 そうなるまでの短い間、野球ファンは全力で活用させてもらうのが良いでしょう。

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 台湾戦の前に、まずは見逃したニカラグア戦について少しだけ。

・ニカラグア1-6日本 ……この大会の結果のページ、ずっと保持しておいてくれるのかなあ……。

◆真砂の打撃結果……3打数2安打1打点2四球


(四番・レフトでスタメン出場)

・第1打席(2回無死ランナー無し)
……四球。その後牽制のエラーで三塁まで進塁し、三好匠(楽天)のレフトへ犠牲フライで先制のホームを踏む。
・第2打席(3回2死一二塁)
……空振り三振
・第3打席(5回2死三塁)
……左2①(日-0ニ)
・第4打席(7回1死二三塁)
……四球
・第5打席(9回1死一塁)
……中安。直後に山下幸輝の3ベースで生還し、6点目のホームを踏む。

 試合は本田圭佑(西武)が7回2安打無失点と好投し、日本が6-1と快勝しました。
 もっと差をつけられたんじゃないかな、とも思いましたが、ニカラグアの世界ランキングは18位で中国より上なので、まあ初戦ということもありこんなものかな。


・日本15-3台湾(7回コールド)

 こちらの試合は日本代表の打線が爆発。

 まずは初回、2死二塁のチャンスで真砂がレフトへの2ベースを放ち先制。
 2回には1死満塁から武田健吾(オリックス)がライトへのグランドスラムを放つと、その後も乙坂のタイムリー2ベース、真砂のタイムリーヒットなどがありこの回一挙に8得点。

 その直後の3回に、長い攻撃だったせいでリズムを乱したか、先発の安樂智大(楽天)がKAO Yu Chiehにソロホームランを浴びると、さらに四球と3安打で2点を失い、この回3失点。

 しかし3回裏、相手のエラーと真砂、山下の適時打ですぐさま3点を取り返すと、その後も4回に内野ゴロの間に1点、さらに6回にも乙坂、真砂の適時打で2点と着実に差を拡げます。
 
 安樂は4回以降は立ち直り、6回3失点という内容。7回は永谷暢章(履正社-JR東日本)が締めて、この回でコールドゲームが成立。大勝しました。

 台湾代表は台湾プロ野球選手は1人もおらず、社会人などのアマチュアとマイナーリーガーの混成ということでしたが、打者はともかく、投手陣のレベルが正直低かったですね。これは!と思うようなピッチャーは1人もいませんでした。10-0とコールド勝ちした初戦のアルゼンチン戦に、良い投手を使ってしまったのかもしれません。

 
◆真砂の打撃結果……5打数4安打4打点

(四番レフトでスタメン出場)

・第1打席(1回2死二塁)
……左2①。ショート後方深いところに落ちるヒット。真砂は一気に二塁へ(台0-日)
・第2打席(2回1死二塁)
……中安①。外角直球をセンター返し。送球間に二進(台0-日)
・第3打席(3回1死二塁)
……中2①。センターオーバーの当たり。センター追いつくも目測より打球が伸び落球(台3-10日)
・第4打席(4回1死二三塁)
……二ゴ。内角にバット折られる。
・第5打席(6回2死三塁)
……右2①。ライト線方向、フェンス直撃(台3-15日)


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 試合は前述のとおり、JスポーツとアベマTVで中継。私はこの日はJスポーツが見られる環境にいたので、両方見てみました。
 アベマは解説に、アマチュア野球のライターと思しき人がゲスト出演。U18W杯のときも野球ライターの方がゲスト解説をしていましたが、今回の人は関西弁が滅茶苦茶強かったので違う人かな。一方でJスポーツの解説は齊藤明雄さん。

 昭雄さんはピッチャー出身ということもあって、かなりピッチャー重視の解説。日本の攻撃の時すら、台湾の投手に対し、もっと全身を使わないと変化球のキレが出てこない、みたいなおそらく届くことはないであろうアドバイスをしていました(笑) あと変化球主体の安樂の配球を、これでは魅力がないとdisりまくってました。

 一方でアベマの解説は、技術的な解説ができない分、裏話的な方向に全振り。阪神の植田は「じゃがりこ」が大好きだとか、オリックスの青山が、智弁学園がセンバツを優勝したあと、母校にコロッケ50個差し入れたとか、そういう話がたくさん聞けました(笑)

 
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