ソフトB松坂"開幕"投手でいざ名誉挽回!4日ヤクルト戦(スポニチ)

 汚名挽回にならないと良いですね。

  ???「汚名挽回ってね!」


※なお、汚名挽回でも必ずしも誤用とは言い切れないようですね。疲労回復と同じ用法。


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 ……というわけで、先発した松坂さん。かつての快速球は鳴りを潜め、最速140キロ、常時130キロ台後半といったところ。
 まあ130キロ台の直球でも、それで十分に押していける投手はたくさんいるものですが、松坂さんのストレートはそうではなく……。なんというか、凡。
 ついでにコントロールも決して良いとは言えず、たまにボールが引っ掛かって、叩きつけたり、あらぬ方向にいってしまう場面も。
 それなりに見れるなと思ったのは、3回、大引にホームランを打たれてからの投球でしょうか。何にせよ、3年12億の投球じゃありません。まあ、それは今更ですが。

 そりゃあ、あまりに衝撃的だった昨年末の楽天戦とかを思い出せば、これでも進歩と言えるのかもしれないけどね……。
 この先この人が復活して、ローテーションの一角なんて贅沢なことは言わないけど、谷間先発とか、ロングリリーフとかで、一応何とか一軍の戦力として働いた、と言える日はくるんでしょうか。


 そんな松坂の後を受けてマウンドに登ったのが、昨年のウエスタン最多勝&最多奪三振、U23日本代表に選出されてW杯に出場した、期待の若手左腕である笠原です。
 4回は見事、三者連続三振という素晴らしいスタート、右打者の内角に食い込みながら落ちるスライダーとか、良かったですね。
 これを見て、さすが若い力は違うぜ! 時代の遺物と化したロートルなんて知らないぜシッシッ!とか思ってたら、5回に爆発炎上。大引の2打席連続ホームランとなる2ランなど、打者一巡の猛攻を受け、6安打6失点と火だるまにされてしまいました。先頭打者に2ベースを打たれ、テンポがおかしくなったとは本人の談。

鷹・工藤監督、2回6失点の笠原に苦言「もっと闘争心持ってやってほしい」(サンスポ)

 笠原は登板した四回は3者連続三振の快投。ところが五回は先頭打者の二塁打に始まり、打者10人で6安打され「先頭に打たれてからテンポがおかしくなった。もっと慎重に投げるべきだった」と反省した。

 私はこの直後のソフトバンクの攻撃まで見て、中継を見るのをやめてしまいましたが、その後に出てきた嘉弥真も失点したようで。
 ほんと、左腕がいないんだよ。いないってことは、チャンスなんだよ。しっかりしてくれよ。マジで。


 ちなみに、笠原が炎上した後の攻撃まで見ていたのは、ヤクルトのマウンドに新人の星が上がり、ちょっと興味が湧いたから。
 最速156キロという触れ込みで、まあそこまで速くは無かったものの、力強い球を投げていました。なかなか期待できるんじゃないでしょうか。


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