1回戦予想が終わったので、最後にベスト8予想と、優勝校予想です。

 優勝校予想は、◎(本命)、○(対抗)、▲(穴)の 3校を選びます。公営競技に使われる記号を用いるのは、道徳上きわめてアレなのは承知していますが(昨年諸々あったし)、単に優勝しそうなチームを上から3つ選ぶ、という予想とのニュアンスの違いを出したいということで、この表記を使い続けています。
 だってそれだと、「履正社、早実、日大三」とかになって、そんなもんわざわざ書くのも読むのも、全然面白くないでしょう、と。

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ベスト8予想

1.履正社
 ここに入るのは、日大三×履正社の勝者でしょう。1回戦の勝敗予想で履正社にしているので。

2.盛岡大付
 下馬評の高いのは昨春を制た智弁でしょうが、投打にバランスのとれた盛岡大付も面白いと思う。

3.前橋育英
 永田監督のラストイヤーだし……とも思ったのですが。関東から1校も8強に残らない、というのもどうかと思ったので。
 昨夏の初戦で、小倉さんの言葉を裏返すなら、10回やれば9回勝てるという相手に、まさかの終盤逆転大差負けを喫した雪辱をここで晴らすか。

4.福岡大大濠
 好投手・三浦の力で、2つは勝てると踏みます。女房役の古賀も好捕手とのこと。

5.仙台育英
 4校とも、そんなに差は無いと思うけど。
 
6.秀学館
 今年の作新は関東こそ制したとはいえ、そこまでの力は無いかと。

7.早稲田実業
 明徳、神戸国際大付と難敵が続くものの、打力でここまではいけるかなと。これだけ騒がれている以上、あんまり早く退場されても面白くないしね。

8.静岡
 大阪桐蔭と迷ったけれど、正捕手の不在は大きいだろうし、それに両者の対戦となれば、名前の力もあって間違いなく大阪桐蔭の下馬評が圧倒するだろうし。それならね。

優勝予想

 プロ級の投手が2人抜けてなお、優勝候補筆頭の履正社。しかも、日程的に一番楽になる初日を引き、さらに初戦の日大三にさえ勝てれば、他の厄介そうな相手校(早実、秀岳館、仙台育英あたり)は向こうの山。
 ここまで悲願成就がお膳立てされていると、ますますやらかしそうな気がしてしまうわけです。近畿大会ないし神宮で、悔しい敗戦を喫していたりすると、また印象も違ってくるのですが。

 一方で東の横綱・早実は、いかに打撃が凄いと言っても、やはり投手力が不安。それに、清宮物語(高校野球編)がクライマックスを迎えるとしたら、やっぱり夏であるべきでしょう(笑)

 それらに迫る優勝候補に挙がる日大三は、1回戦予想のところにも書いたように、1回戦の履正社を破る図が私にはどうしても浮かばない。それに、久々の甲子園で、高い前評判通り優勝というのもなかなか難しいように思われる。

 ということで、一度は大阪桐蔭を◎に。
 ここもたいがい有力な優勝候補に挙げられているけれど、それでも上記2校や日大三などに比べればやや地味。やはり大阪大会で履正社に敗れ3位、秋季大会でもベスト4止まり、といった成績のせいか。
 しかし、大阪桐蔭が優勝するのは、押しも押されもせぬ優勝候補の年よりも、今年のように、地区大会で苦杯を飲んだようなとき。
 また、根尾昴ら優秀な2年生が、3年生になる来年は、今年の履正社のように下馬評が高騰することは明らかで、そうなってから優勝予想に入れるより、敢えて多少は存在感の薄い今年に……という思いもチラついた。

 しかし、正捕手の骨折離脱は痛過ぎる。主力の抜けた穴を埋めるべく結束……といった展開はありがちですが、さすがに結束しても埋めがたい穴ではないでしょうか。代役が昨春まで捕手だったとはいえ今は一塁手というのも、普段は問題なくても、土壇場でブランクが響きそうで怖い。


 そういうわけで、大阪桐蔭も外し、私が◎にするのは秀岳館。
 秀岳館は昨年、鍛治舎監督の「3年で日本一」宣言を実現すべく、春夏共に甲子園に臨んだものの、いずれも準決勝敗退。ある意味、全ての高校野球チームのなかで、もっとも濃い1年間を過ごしたチームと言っても過言ではありません。
 その年のメンバーのうち、田丸、川端、廣部、木本といった、旧チームから既に主戦級だった選手が残っています。

 秋も等しく29イニングを投げており、鍛冶舎采配は相変わらずと言う印象を受ける2枚看板の田丸、川端は、いずれも昨春、昨夏と甲子園のマウンドを多く経験した好左腕。
 単に投げたと言うだけでなく、田丸は春の初戦の花咲徳栄戦でリリーフ登板して猛烈な追い上げを食らい、川端は夏の準決勝に先発して3回途中2失点と役割を果たせず、と共に甲子園の怖さを身をもって知っている。
 また廣部も、センバツ決勝の、2点ビハインドの最終回。主将の九鬼(現ソフトバンク)の頭部死球などで一二塁のチャンスという場面で打席に入るも、ガチガチに力んでサードゴロゲッツーという苦い経験がある。

 また、チームとして見ても、特に夏に関しては、監督も選手も間違いなく準決勝よりも、既に決勝に目がいっていたはずで、そこを北海・大西の力投に足を掬われるかたちとなりました。
 こうした経験は、きっと個人にもチームにも大きな財産になっているはず。

 投手陣がみんな左(というかほとんど川端と田丸しか投げてないので、昨年ほどの大胆継投は出来ない)、打線も木本、廣部らは良くても、さすがに九鬼や松尾(DeNA)がいた昨年に比べると小粒、といった気がかりもあります。

 が、平沼、村上と春は好投手1人でどうにかなるケースも多いとはいえ、やはり複数の好投手がいるのは強み。加えて、水準以上の打線に高い全国レベルでの経験値。
 さらには「昨夏(春)○強のメンバーが多く残る」という、本来なら下馬評が高くなってもおかしくないセンテンスにも関わらず、この存在感の無さ。これはもう、本命に推すしかないでしょう!(笑)


 ○は仙台育英。
 投手の安定感はやはり魅力。歴代の、東北から初の大旗か!?と騒がれるようなチームに比べると、そこまで注目度も高くなく、むしろこういう年の方が狙えそうな気がする。

 ……といいつつ1回戦予想でも書いた通り、最初は、下馬評ほどの差は無いと思い、それなら工大福井の勝利にしようと思っていました。
 しかし、このブロックでベスト8に進出するチームを考えたとき、他の3校はどうにもしっくりこず、なし崩し的に初戦予想も覆したという経緯が。

 そんな消極的選択だった仙台育英を、何故優勝予想に入れたのか?
 もちろん、秋季大会のハイレベルに安定した投手力もありますが、主将で1番ショートの西巻が、2年前の夏の東海大相模との決勝戦の経験者という点に、なんとなくドラマ性を感じてしまったのです。西巻は代打で途中出場して一塁を守り、あの小笠原のホームランをグラウンドで見ていたという。
 その大会以来の甲子園。それで悲願を達成したら、なんだかカッコいいじゃないですか。控え投手として、ベンチには佐藤世那の弟もいるし。

 加えて、1月に骨折し、センバツ出場が危ぶまれていた正捕手の尾崎が、奇跡的な回復力でセンバツ出場に漕ぎ着けたのも大きい。これはもう、風が吹いていますよ。間違いなく。仙台に。
 そう思ってしまったら最後、○は仙台育英しか考えられなくなってしまったのでした。


 ……え? 西巻も肘の故障明けで状態微妙なの? 


 ▲は静岡。最初は盛岡大付にしていました。下馬評は空気ですが、投打にバランスが良く、面白いチームだと思ったので。昨夏の経験者が多いのも良い。
 ただ、そのあと決めかねていた○を仙台育英にしたので、東北被りは避けたかったのと、上記2校が継投主体のチームなので、エース中心型のチームを1校入れたかったことで変更。
 ここも東海覇者×好左腕の取り合わせなのに、あまりに存在感が空気過ぎません?


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【優勝校予想結果】    
◎:秀岳館……     
○:仙台育英……    
▲:静岡……    


【ベスト8予想結果】    
1.履正社……
2.盛岡大付……   
3.前橋育英……   
4.福岡大大濠……    
5.仙台育英……   
6.秀岳館……   
7.早稲田実業……   
8.静岡……   


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