更新頻度がアレなので、とりあえず……。


終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?

#1-6

 アニメDVDや、原作小説のCMなどを見るに、ヒロインが死んじゃう系のアニメなんですかね(「最強にして最高の涙を 」とか言ってるし)。

 二次元三次元問わずよくあるテーマ……と思ったけど、そんなドラマや映画は何だかんだ常に作られている一方で、アニメとかでは最近では意外に見ない気がする。

 いや、単純にヒロインが死ぬだけならいくらでもあるんだろうけど、死ぬことがある程度予想できるヒロインの姿を、視聴者や読者が可哀想がる感じというか(なんか悪意ある言い方になってますが、別に悪気はないのよ)。

 00年代にその手のジャンルがブームになった結果、いまは逆に誰もやらなくなってしまったんだろうか。

 そう思うと、兵器としての運命を背負わされた女の子と、その戦いを基本的に見ているしかできな主人公(男)……という構図も、00年代的なセンスという感じもする。「最終兵器彼女」(見たこと無いけど)とか、「イリヤの空 UFOの夏」とか、ちょっとズレるけど「ガンスリンガーガール」とか。

 
 それはそうと、アニメ自体は楽しめています。田所あずさ演じるヒロイン・クトリの、素直になれないところとか可愛い。

 6話まできて、妖精兵の真実などが徐々に明かされてきたり、クトゥリの余命がいよいよ短くなってきたことが明確になってきたりして、だいぶ盛り上がってきた感もあります。
 6話の、主人公がいない間に、人格が崩壊し目が覚めなくなる→からの奇跡的に復活の流れは、時間をかけるというか、一話またぐくらいの方が良かったのではないかと思ったけれど。

 個人的にはネフレン(cv.上原あかり)が好き。この手の無口・無表情だけど無感情ではないキャラ、好きなんですよね。レクリエイターズのメテオラといい、今季は無口キャラの当たりクールかもしれない。


恋愛暴君

#1-6
 
「キスノート」の設定が曖昧なのが気になります。
 あるときは、そこに名前を書かれた2人(以上)は性別やそれまでの関係性を問わず、強制的に相思相愛にさせられるように描かれているのに(国会議員とか、ストーカーと警察とか)、主人公と3人のヒロインたちには、その強制力が働いているようには見えない。

 このあたり、ギャグアニメなのだから流せということなんでしょうか。モヤモヤします。それを抜きにすれば、ハイテンションでわりと楽しいアニメなのですが。

 ……というようなことを思っていたのが4話までで、その後は茜さんの家庭の事情とか、グリに本当の意味での恋心が芽生え始めたりとか、だんだんとシリアスな要素も出てきました。

 別にそれは良いのですが、もはや「キスノート」とかほとんどどうでも良くなってきたような……(そもそもノートは消滅して、スマホアプリみたいなのになってしまったし)。天使=異能力者としてのグリの立ち位置も、茜の母親と柚の母親のバトルなどもあって特異性を失ってきたし(本人も言ってましたが)。
 
 それはアニメ(漫画)のテーマや世界観的に、ブレてしまうのでは……という気もするのですが。
 とりあえず客引きのためのパンチのある導入として、名前を書いたらキスをするノート、というものを出しただけで、作者的にはそこまで踏み込む気は無かったのかな。




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