色々と前後してますが、第8日、第9日の勝敗予想答え合わせと感想。
 と言ってもちょっと日が経ってしまって覚えていないものも多いのでかなり雑めですが。

 一応、これを書こうと思って試合が終わってすぐ後にメモしておいた分もあり、それを元に書いているため、今から見ると「何言ってんだ」という部分もありますが、そこはご愛嬌ということで。



【第8日】

盛岡大付-3松商学園……当たり
 

前橋育英-1明徳義塾……当たり
 

日本航空石川3-花咲徳栄……当たり
 

聖光学院-4聖心ウルスラ……当たり
 聖光はエースを温存したところ3点の先行を許し、次の回も連打で無死一、二塁のピンチ。
 これは昨夏から特に目立つ、エースを先発させずに先行されて、取り返しのつかないリードを奪われ負けるパターンかと思った。もっとも、このカードと次の対戦相手(広陵or秀岳館)を比べれば、妥当な采配であろうが……。

 ところがそこから、相手の犠打を併殺にすると、じわじわと追い上げ普通に逆転。
 やっぱり聖光はソツがないというか、びっくりするような番狂わせもしない代わりに、取りこぼしもしないなあ、と。


【第9日】

広陵-1秀岳館……外れ
 同点の7回、スクイズが相手のミスを誘い(記録は内野安打)勝ち越す姿に、広島らしいというか、広商野球ってこんな感じだったのだろうかとか思ったりした。
 そして9回には、好調・中村が引導を渡す2ラン。
 6失点というのは、複数の好投手による大胆な采配を売りにしてきた鍛治舎・秀岳館が甲子園で最多の数字である。

 ノーステップ打法による粘り強さを信条としてきた打線も、この試合では追い込まれてからの平元の落ちる変化球を見極め切れず。そのためあまり球数を投げさせられず、平元の快投を許してしまった。

 ここまで三度の甲子園で全てベスト4の鍛治舎・秀岳館。敗れた準決勝のうち、昨春の高松商戦は延長の末2点差負け。そして北海戦、大阪桐蔭戦はいずれも1点差と全て際どい試合だった。
 そしてもし準決勝を突破していた場合、智弁学園にも作新学院にも履正社にも決して劣るチームでは無かっただろう。

 それが今夏は、チームの持ち味が全く出せず完敗。
 やはり3年や4年で優勝できるほど、甲子園は甘くないのだなあ、と痛感するばかりだ。


智弁和歌山1-大阪桐蔭……当たり
 明徳義塾・馬淵監督の前橋育英戦後のコメント。

「皆川君は前の試合よりもコントロールがよかったから、フォアボールを期待できない。相手のエラーを待つくらいしかできんかった。皆川君が今日みたいに調子のいいときに、大阪桐蔭とか智弁和歌山とやるのを見てみたいね。そうすれば、うちの打線のどこが足らんかったかが計れる」
(NumberWeb「明徳・馬淵監督は前育に脱帽だが。『4番の子がかわいそうや……』」)

 つまり、智弁和歌山打線をそれだけ評価していたということだ(毎年練習試合をしているよしみもあるだろうが)。
 なのでこのカードは打撃戦かつ、チーム力の差的に、大阪桐蔭が4点差以上はつけるような展開になると思っていた。

 で、1回の攻防を見て、智弁の先発左腕があまり球威が無さそうだったので、大阪桐蔭は少なくとも7点くらいは取るだろうなあ、と。
 あとは智弁和歌山が何点取れるかだろうなあと思いつつ、やはり大阪桐蔭を脅かすような僅差のゲームにはならなそうだと見たこともあり、眠気に負けて寝過ごしてしまった。

 しかし起きて見たら、予想に反して投手戦になっていて驚いた。
 まさか徳山が完投せざるを得ない展開になるとは……。徳山が好投手と言えど、1人で最後までもつほどとは思えず、3回戦の予想でも書いたが、大阪桐蔭の連覇はやはり厳しくなってきたのではないかな。

 それにしても、智弁和歌山のアフリカンシンフォニーは本当に絶品だ。高校野球の応援で最もポピュラーな曲だが、智弁和歌山のは声量やゆったり目のテンポも相まって、重厚感がある。
 ジョックロックの方は、もう少しテンポが遅いイメージだったけど、意外に速いのね。


仙台育英-0日本文理……当たり
 
 この試合もやはり寝過ごして見なかった。仙台育英が好守連発するなどかなり締まったゲームだったようだし、かつ大井監督のラストゲームでもあったので、第2試合を寝た分、こっちは頑張って起きて見れば良かったかな。




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