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高校野球>2013夏甲子園

2013夏甲子園(&18U野球W杯)記事まとめ


 2013夏甲子園および、18U世界大会に関する記事をまとめてみました。


【2013夏甲子園】

試合予想(7日目第2試合まで)1日目2~3日目4日目5~6日目&2回戦予想
7~9日目3回戦予想(+妄想)10~11日目準々決勝予想12日目準決勝予想
13日目&決勝予想14日目&大会まとめ
オマケ1……組合せ制度変更とかマスコミの予想について
オマケ2……上の続き
オマケ3……花巻東問題
オマケ4……その他いろいろ


【18U野球W杯2013】

第1ラウンドその1(vs台湾 vsメキシコ vsベネズエラ)
第1ラウンドその2(vsチェコ)
第1ラウンドその3(vsカナダ) 
第2ラウンド

 

【18U野球W杯】18U戦士の今後の展望というか個人的な感想【感想書きそびれたので……】

 18UW杯の感想を書くと言っておきながらずっと放置してました。決勝が録画できてなかったのと、結果は知っているのとでなかなかやる気が……。それでも第2ラウンド3試合は見たのですが、一気に見ずパラパラ見ていたのと、各試合について思ったことなどをメモっておくのを怠っていたのとで、それぞれの試合について何かしらの記事を書くのはちょっと難しい状況……。ということで、第2R3試合を見て(というか、一番最近見たアメリカ戦を見て)感じたことを、選手ごとにまとめてみました。

・ 松井(桐光)
 
 台湾戦は不調だったというが、韓国戦しかり、やはりコントロールに課題を残している。球数多いし。
 そう言えばドラフト関連の記事で「松井の株が暴落」みたいなのがあった(詳しくはこちら)。曰く、プロならあのスライダーを見極められてしまい、そうなったときに打つ手がない、みたいな話。この時期の球団スカウトのコメントは情報戦の様を呈してくるので何とも言えないし、そもそもいかに素晴らしいスライダーといえど、そう簡単にプロがクルクル回られても困るわけだが。
 とはいえ、コントロールに不安があるので、プロでスライダーを見られると厳しいのは事実。超高校級左腕がプロではただのノーコンPという、様式美的ルートを歩んでしまう恐れはたしかにあるだろう。そのためにも、コントロールを磨くことはもちろんだが、プロでも通用するカウントの取れる変化球が欲しいところ。18Uではチェンジアップとか投げてたかな? そのへんがどうなるか。
 なので、スカウトコメントでは「1年目から通用する」みたいなのもあったけど、個人的には焦らずじっくり育てて欲しい。地元かつ投手難かつ若いスターが欲しいということで、横浜に入ってくれるのが一番良いと思う一方、投手層が薄く無理に登板させられるよりは……とも考えてしまう。

・ 飯田(常総) 


 小関順二氏曰く「プロ志望すれば上位指名は確実」との飯田だが、さすがにそれは言い過ぎか。プロに行くには、、現状では球威に欠けているように思われる。もちろん、決して球の速いピッチャーではないことは甲子園で既に分かっていたことだが、アメリカ戦を見て改めてもっと球の威力が欲しいと感じた。
 第2Rのアメリカ戦では初回に4連打を浴び1点を失ったとはいえとはいえ、打たれた球はどれもそんなに悪くはなかったように思う。タイムリーヒットを打たれた球も、やや甘くなったとは言われていたが、日本の高校生ならヒットにはできなかったのでは。もう何回も書いたように、外国人打者はリーチが長めで、生半可なアウトコースには簡単に対応してしまう。また、この回の4連打の配球は外角一辺倒で、踏み込んで行きやすくなっていた面は あるかもしれない。
 とはいえ、良いところに決まっているのにヒットにされてしまうのは、やはり球の力に乏しいせいが大きいだろう(4連打全てが単打というのも、コースは悪くなかったことの証明ではないだろうか)。球速、球威に欠けていれば、いかに良いコースに投げても対応されてしまう。
 ただ、小関先生が絶賛するだけの素晴らしさも、もちろん感じることができた。
 1点を失ってからは、内外角を上手く使い分け、ヒットは打たれても2点目は与えず3回を投げ切った。その間失投らしい失投は、2回?にあわや3ランという大ファールを打たれた1球だけだったよ うに思う。それぐらい、内外角とも制球は素晴らしかった。
 特に印象的だったのは、4連打を浴びて1失点しなおも無死満塁という初回の場面。普通なら動揺してズルズルと行ってしまってもおかしくないところだが、森の内角も交える配球への切り替えに対応し、最後は内角のボールで投ゴロ併殺という最高の結果に打ち取った。そのコントロールもさることながら、何よりも4連打されてもまったく乱れない精神の強さがとても良い。
 ということで、進学志望ということなので、進学先で現在の投球術を損なうことなく球威が増せば、きっと今以上に良い投手になるだろう。例えば、元ソフトバンクの和田は高校時代は130キロも出なかったのが、大学で140キロ台を出せるようになったというし、そんな成長曲線を歩んで欲しいものだ。

・ 内田(常総)&園部(聖光)


 森君についてはもうここで改めて触れなくても、ということで。ただ、逆方向にあれだけ強い打球を打てるのは本当に素晴らしいと思った(2Rのアメリカ戦とかね)。
 さて、この世代の代表的なスラッガーの2人。どちらも森や渡辺(東海大甲府)に比べるとまだまだ粗く、自分のなかではイメージが被っている。確実性なら前者だが、打席に入った際のスラッガーとしての風格は後者の方がよりそれらしい、そんなイメージ。打者としての評価は園部の方が上なのかな? でも内田はキャッチャーということで別の評価がありそう。ということで、どちらも指名順位は同じくらいなのかな。
 内田のキャッチャー歴は浅いけれども、例えば楽天嶋なんかもキャッチャーを始めたのは大学かららしいし、そのへんはじっくり育てられれば大丈夫だろう。肩もあるし。是非とも強打の捕手に育ってほしい(阿部ももう年だしね)。
 投手に比して野手の小粒化の著しい昨今の日本プロ野球界だけに、指名した球団は彼らのようなバッターを是非とも立派な長距離打者に育て上げて欲しいもの。

・ 渡辺(東海大甲府)


 今夏の甲子園出場を逃したものの、18Uでは改めてその実力を見せつけたという感じ。サードの守備も良かった。
 阪神や楽天が上位指名を考えているそうだが、できれば楽天に入って欲しい。松井稼頭央もそろそろ怪しいし(まぁ楽天の方が好きというのもあるが)。阪神は去年北條取ったんだから、まずはそっちをちゃんと育てて下さい。

・ 吉田(北照)


 個人的には、18UW杯で最も株を爆上げした選手だと思っているのだが、どうなのだろう。なんというか、野球漫画とかで、主役選手に良い場面を与えるという作劇の都合上、妙に出塁率の高くなってしまうキャラのような感じで、何だかんだいつも塁に出てるイメージ(MAJORの大河とか、おおふりの泉みたいな)。2Rアメリカ戦で初めて(←)意識して見るようにしたのだが、逆方向への打ち方が巧みで、器用なバッティングをする選手だと感じた。数年間じっくり育てて、将来的にはSB中村みたいな選手になって欲しい(まぁ中村は、帝京時代に思えがいていた将来像と比べると、良い意味で「どうしてこうなった」という感じだが)。


 こんなところですね。今年の夏は久しぶりに、自分の中ではよく高校野球を見た方なので、上に挙げた選手たちが5年後10年後にどうなっているのか、とても楽しみです。飯田君にプロ入りしてほしいなぁ。
 夏甲子園の時期は、結構な人数にブログを見て頂いて、とても書いていて楽しかったです。センバツでも似たような記事を書くと思いますので、覚えていたら、是非。

<2013夏甲子園記事まとめ

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第1ラウンドその2(vsチェコ)
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18U野球W杯2013感想3 カナダ戦

 序盤に点差をつけられたのを見て、何が何でも勝たなくてはいけないカナダと余裕のある日本の差……とも思いましたが、仮にカナダが勝ってもベネズエラがチェコに敗れなければ進出できないって。まぁチェコには悪いけど相当絶望的だよね。そんな日加戦感想です。

・ 日本7-5カナダ
大会公式HPはコチラ。結果は左下の「RESULT&schedule」で。しかし更新の速さといいデータの詳細さといい実に素晴らしい。

 いやーよく勝った。本当に。 

 逆転は相手の守備に助けられたところが大きかったですね。ベネズエラ戦でも感じましたが、この年齢の外国の選手は身体能力に比して技術がまだまだ追いついていない感じがします(甲子園の存在はでかいねー改めて)。
 
 それだけに、やっぱり日本の外国人選手に対するアドバンテージは、徹底的に鍛えられた守備だと思うのです。打撃もここ前の試合まで好調でしたが、打線は水物。中盤以降は沈黙してしまいましたし……。
 ということで、序盤のこちらの守備の乱れは要反省。なんだかバタバタしていて気になりました(記録にならないところでも、返球がメチャクチャそれたりとかね)。向こうの押せ押せムードになっても一呼吸置いて、呑まれず落ち着くことを心がけてほしいです。守備の技術は間違いなく世界一だと思うので、自信を持って。
  
 まぁ内容はどうあれ、第2ラウンドに行く前に、追う展開とそこからの逆転というのを経験できたのは良かったのではないでしょうか。

 それにしても森は本当にすごいですねー。木製バットで見事なホームラン。エラーがらみで3点取られ、先頭バッターを出すもゲッツーで2アウト……という嫌な雰囲気を一気に吹き飛ばしました。やっぱりホームランの力ってすごい(しかし竹村は大丈夫だろうか)。
 ただ、リード面では考えなくてはいけない、というか改めて外国人選手の怖さを感じた試合でした。やっぱり外国人選手への外角の配球は難しいです。カナダの3点目のタイムリーなんて、全然悪くないアウトローなのに軽々弾き返されてしまいましたからね。もっと慎重にならないといけないかもしれません。

 2次ラウンドは直接は見れませんが是非とも頑張ってほしい。投手と守備が本当に良いので、それがアメリカやキューバにもどれくらい通用するか楽しみです(もう1チームは韓国かな? 対戦カード的に。番狂わせが重なれば、アメリカの敗退という可能性もありますが……そしてそれをやるのがアメリカというイメージはある)。

 どうでもいいけど、各試合終わると毎回全試合のハイライトが流れて、そのたびにメキシコ戦の奥村の7点目のホームインにおける微妙に届いてないスライティングが映されてちょっと面白い。


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18U野球W杯2013感想2 成長する安楽とか、チェコ戦とか

 そういえばこんな記事を見つけました。

 安楽 “変身”16K パ軍スカウト「イメージが違う」(nikkansports.com)

 なんか前に書いた記事のようなことになってきていて嬉しい限り。自ら納得した上での変化ならば、きっとこれからもどんどん伸びていくことでしょう。他にも日付はちょっと前ですが、

済美・安楽が脱速球宣言「通用しない」(nikkansports.com)

というのもあり、日本代表での経験は、安楽にとって本当にいいものになりそうです。

 それだけに、もう何回目になるかわかりませんが上甲監督は……。まぁ、安楽をここまでの投手に育てたのは間違いなく彼の功績だと思うし、直球へのこだわり云々についても監督としては制球重視で投げてほしいが本人がこだわるというなら自由にさせたいということだったらしいし、運用面を除いては決して無能ではないはずですが……。


・ 日本15-0チェコ(6回コールド)

 見事な完封リレー。髙橋光成が良いのは優勝投手だし当然としても、田口が良い。さすがに一度も甲子園に出てないのに選ばれるだけのことはある……とか言っていたら、これを書いている最中に守備の乱れもあってカナダ相手に初回炎上しています。頑張って!

 5回、チェコにチーム初安打が出た際、一塁ベース上で打ったバッターの頭を、髭もじゃグラサンのランナーコーチが嬉しそうに笑顔でポンポン叩いていたシーン。
 そして6回2アウトで田口に追い込まれたバッターが、ボックスを外して1回パンと手を叩いて気合を入れ直した(?)シーン。

 この2つがなんか印象に残っています。


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18U野球W杯2013感想1 飯田君をあの小関さんが絶賛している件とか、安楽君が別人のようなピッチングをしていた件とか

 いやーお久しぶりです。18Uの世界大会のことも記事にするとか言っておきながら結構あいてしまいました。ちゃんと見てますよ。テレ朝チャンネル!が有料という事を知らなかったので、リアルタイムでなくチャンネル2の録画版だったりもするのですが。

 それにしても3戦終わって絶好調ですね、日本代表は。もっとも、真価が問われるのは次の次のカナダ戦かな?という気もするのですが。

・ 日本4-1台湾

  松井は四球が多く本人も言うように調子は悪かったのだろうが、それで8回1失点はさすが。松井と言えばやはりスライダーですが、個人的にはストレートがほれぼれするほどに美しかった印象があります。ただ、球数159は投げ過ぎ。継投を早めても良かったのではと思いましたが、よく考えたら翌日のダブルヘッダーを思えば投手は少なくいきたいですよね。まさか翌日2試合を投手2人で乗り切れるとは思えないか。結果論でした。

・ 日本11-0メキシコ(7回コールド)

 まずはこれを見てください。

飯田 晴海(常総学院) 選手名鑑 高校野球ドットコム 

第64回 小関順二の甲子園総括コラム(投手編) [3] 今大会で光ったドラフト候補

 どうよこの飯田君の高評価! 書いたのがあの小関順二さんだって? そんなの良いんだよ!(まぁ小関さんは普段はちゃんとしたこと書くからこそ、たまのやらかしがあそこまでクローズアップされるんですが)
 それはともかくとして、大学進学が有力視されているがプロ志望したら2~3位で指名って本当だろうか? まぁこの手の投手は大学進学してからプロになる(なるとしたらね)イメージなんですが。なんにせよ、期待しちゃいますよ!(進学するなら関東の大学だろうか? それだったら観に行けるんだがなぁ……)

 そんな小関先生も太鼓判の飯田ですが、メキシコ打線を見事7回87球で0封です。本人は制球に苦しんだとのことで、実際時々抜ける球も見受けられ、守備に助けられた面もありましたが、それでもやはり見事な制球力だったと言えましょう。
 ただ気になったのがメキシコ打線のリーチの長さ。これは外国人選手を相手にするうえでよく言われる問題ですが、そのために日本人なら厳しい外角の球をうまく打たれてしまう場面もありました。外国人選手(非アジア系の)に対する場合、外角の制球は日本人を相手にするよりもシビアになってくるということでしょう。2次ラウンドで、そういったチーム(キューバやアメリカあたり)を相手にする際は注意が必要。アウトコースでは無理にストライクを取ろうとせず、勝負はインコースという感じでいいんじゃないでしょうか。ミスした際の傷口は外角よりも大きいでしょうが、それができる制球力の持ち主だと思っています。

 飯田ばかり言ってもあれなので、ほかの点にも。

 まず森はやっぱり凄いですねぇ。ベネズエラ戦でも思ったけど(メキシコ戦を中継で見られなかった関係で、見た順番が時系列と逆になっていていろいろ印象が混ざっているのです)。外角の球を逆らわず、かつあんなに持っていくのは見事としか。
 あとは渡辺諒の守備も見事。せっかくなのでやっぱりショートで見たい気もする反面、本職以外であれだけの守備ができるセンスの持ち主だからこそ、代表戦では仕方ないのかな、とも。

 あと全然関係ないですが、メキシコの超ファインプレーを見せていたショート、パチェコ。くりぃむANNのリスナーはみんな反応したに違いない(笑)


・ ベネズエラ0-7日本

やっぱり安楽は怪物だった! そんな試合。2安打無四球16奪三振て。何より9回100球て(まぁこのへんは、中南米打線が相手だからというのもあるかもですが)。
 甲子園での安楽が万全でなかったのはこの記事にもある通りなのですが、それにしたってこの日の安楽は見違えていました。直球が素晴らしいのは言わずもがなですが、変化球も実に良くそれでこそ直球も活きるというもの(そしてそれらの制球も良かった!)。甲子園での直球にこだわり過ぎていた安楽はどこへ行ったのだろう、という感じ(スピードガンの違いもあるでしょうが直球は最速で150km/hと抑え気味だった?)。前述の小関さんの記事で酷評されていた安楽ですが(飯田高評価もその安楽批判のだしに使われていた感はある)、このピッチングなら小関さんも満足でしょう。
 こうした直球にこだわる投球からの変化が、前回記事でも述べたような本人の納得の結果であることを望みたいところ。同級生の髙橋とか、あるいは安楽が尊敬する(ソースはわからんが)という藤浪の女房役を務めた森とか、そういった日本代表のチームメイトから何か影響なりアドバイスなりを得た、とかね。
 なんにせよ体力に余裕さえあれば、これだけのピッチングをするのだということでしょう。上甲監督は早急に2番手以降の投手を育成して欲しいところ。2番手の実力次第では、済美は一気に来年の優勝候補に躍り出ると思うのですが……。

 それにしても、メジャーに選手を大量に送り出しているベネズエラへの快勝。
 それはひとえに、日本の高校球児の技術が、甲子園の存在があるためにかなり相当に鍛えられていることによるのでしょう。それに比べると、ベネズエラは守備の粗さが目立ちました(特に外野)。一方で内野の守備を見ると、やっぱり身体能力が凄いなとも。こうした面々が次第に技術も身につけて行った結果、フル代表同士だとチームの力関係は逆転してしまうと。なんだかそれも寂しい話ではあります。

 しかし、途中降板したベネズエラの先発のキンテロ投手。降板した際のベンチでの荒れようと、その後コーチになだめられている時の悔し涙を流す姿がとても印象的でした。彼が10年後にはベネズエラを代表する投手になっていて、WBCで森・松井ら日本代表に立ちはだかる……なんてことになったら面白いのですが。


 各試合についてはこんなところ。トータルで得点22にたいして失点1とここまでは出来過ぎ。あとはこれが、カナダやキューバ、(2次進出も微妙だが)アメリカ相手にもできるかというところ。不作不作と言われる今年の世代ですが、投打とも素晴らしいと思います。
 多分リアルタイムないし放送直後にみられるのは今日までになりそう。録画はしておくとはいえ、この日本代表が世界の強豪に対するところを結果を知らない状態でもっと楽しみたかったのですが……。感想記事は、また録画を見たら書くとは思います。
 なお、各試合の詳細なスコアのリンク元はこちら。さすがに大会公式とあって詳細で良いと感心する反面、せめて日本戦だけでもこうやってまとめる日本メディアはないのかと。ざっとネットを見た限りでは、ここまで詳細ではないにしても、普通に満足できるレベルでスコアをまとめている日本語サイトはありませんでした。なんだかなー。


<2013夏甲子園記事まとめ

試合予想(7日目第2試合まで)
1日目2~3日目4日目5~6日目&2回戦予想
7~9日目3回戦予想(+妄想)準々決勝予想10~11日目12日目準決勝予想
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